今やメディアでも目にする事が多くなった、
プロダクトデザイナー「佐藤オオキ」さん主催の、デザイン集団「nendo(ネンド)」。
そんな nendo が生み出すプロダクト、「361°(イチド)」シリーズより、
英文記号をモチーフとした美しいペーパーウェイトの紹介です。
この361°(イチド)シリーズ、様々な商品がプロデュースされていますが、
361°と書いてイチドと読みます。
なぜ、361で1なのか。それは、
「360°」は終わりではなく新しい「1°」を見つけるための「0°」というスタート地点。
世界がまだ知らない、魅力的なモノづくりをしている人たち、
これからしようとしている人たちが、まだまだ日本にはたくさんいる。nendoが「一緒にモノづくりをしたい!」と心から共鳴する、
そんな元気な企業と一緒に、それぞれの「361°(イチド)」を発見していくプロジェクト。
と言うコンセプトから名付けられたシリーズなのだそう。
シリーズ名からして素晴らしいセンスです。
もちろん製品そのものにも、しっかりとしたコンセプトを持たせています。
今回紹介しているペーパーウェイトは、それぞれ
・作業の終了を伝える「.(ピリオド)」
・作業途中を示す「,(カンマ)」
・メッセージを伝える「”(クォート)」
の意味を持ち、資料や書類の種類によって使い分けられる事を想定しています。
見た目の美しさも、職人の手により一つ一つ丁寧に磨き上げられ、
金属とは思えない、まるで半液体のような質感を生み出しています。
製造は様々なデザインプロダクトを生み出している「タカタレムノス」。
コンセプトとスタイリングを高い次元で両立したこちらのアイテム。
普段の仕事に、ちょっとした楽しみを与えてくれるかもしれません。