Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)の代表作の1つにして、
モダンファニチャーの名作にも位置付けられる「Seven Chair(セブンチェア)」を紹介します。
以前ご紹介した「DROP Chair(ドロップチェア)」と同じく、
デンマークの家具メーカー、Fritz Hansen(フリッツ・ハンセン)社の商品です。
特徴は、9層からなる1枚の合板を3次元成形して作られている、
美しく優雅な流線型のフォルムです。
見た目からもわかるように、人間の体付きに沿った形にデザインされ、
1枚の合板だからこそ可能なしなりで、包み込むように体を支えてくれます。
また、床置きで12脚までスタッキング(積み重ね)可能になっており、
収納や未使用時の事も考えられてデザインされています。
デザイナーのこだわりを持って作られたプロダクトは、
スタイリング・実用性・機能性、そのどれもが高い次元で融合しているのが凄いですね。
今回取り上げた「セブンチェア」ですが、
・合板部分の塗装にスチールの脚を持つ通常のモデル
・スチールの脚まで粉体塗装によりカラーリングされたモデル
・自然の木目を活かす仕上げが施されたナチュラルウッドのモデル
など、バリエーション・色が多岐にわたって生産されています。
きっとお気に入りの一脚が見つかるのではないでしょうか。